先輩社員インタビュー

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INTERVIEW 「ライフイベントに
理解ある職場で、
”私らしさ”を発揮したい」

INTERVIEW

山藤 美香
MIKA SANTO

運営部
旅館ぬしや サービススタッフ
2018年新卒入社

働き方の柔軟さ。職場でバランスがとれているのは、各自に主体的な仕事の取り組み姿勢があるからstory

― 旅館ぬしやで働くきっかけについて教えてください。

旅館業には以前から興味があり、母が当館に勤めていたため馴染みもあったのですが、子育て中の自分は夜の時間帯に働けない…と二の足を踏んでいました。それでも挑戦したい思いが捨てきれず、面接をお願いしたところ、朝8時から17時という勤務を提案いただいたんです。「あなたのペースで働いてほしい。子どもを一番に考えてね」という支配人の言葉は、今もこころに残っています。
今は、チェックアウト業務からお部屋のセット、チェックイン業務、事務作業を担っています。当館で働くようになって、常に表情や立ち居振る舞いに気を付けるようになりました。支配人や先輩スタッフのみなさんが見本を見せてくださり、適切なアドバイスをくださったのでありがたかったです。

story

― 育児との両立について、どのように工夫されていますか?

ひとつは精神論的ですが、勤務時間中は誰よりも働こうと意識することです。8時から17時という勤務が実現するのも、支配人の配慮とスタッフのサポートのおかげ。早く帰る分、夜働くスタッフが楽になる働きをしなければと思っています。するとある日、言葉を交わしたお客さまから「子育てしながら働くあなたも偉いけど、あなたの職場も素敵だね」。と褒めていただけたんです。スタッフ間のチームワークを評価いただけた気がして、本当にうれしかったですね。
もうひとつは、家にいる時間は全力で子どもたちと向き合うこと。起きてからの1時間半、帰宅後は子どもとの時間と決めています。日曜日は家族で一緒にお出かけしますし、夫も、私が夜に仕事をする日は子どもを見てくれています。とにかく慌ただしい日々ですが、家族のサポートにも感謝しています。

― では、将来どんな風に働いてみたいですか?

まずは、大好きなこの仕事を長く続けていきたいです。最近、子どもが「お疲れさま、頑張ったね」とか「いい笑顔だね」とうれしそうに声をかけてくれるんです。仕事中の充実感が伝わっているんだと思います。
子育てが落ち着いてきたら、支配人を目指してみたいです。今の私があるのも、支配人が個々の事情を理解して、柔軟に対応してくれたから。何があっても受け止めてくださる器の広さに憧れていますし、私も「あなたらしい働き方も実現できるよ」と、後輩に伝えたいです。アルバイトから正社員登用を希望したのも、女将塾という会社に興味が湧いたことがきっかけなんです。女将塾は、チャレンジ精神を受けとめてくれる会社。簿記の取得など事務スキルも磨き、より仕事の幅を広げていきたいです。

INTERVIEW 「働くスタッフの
気持ちに向き合って、
チームワークを高めたい」

古井 雅代
MASAYO FURUI

運営部
お宿Onn中津川 マネージャー
2018年新卒入社

INTERVIEW

一丸となりゴールへ向かうために。スタッフ一人一人に寄り添い、耳を傾けるstory

story

― 現在のお仕事内容について教えてください

食事処での配膳と客室の清掃が主な担当です。どちらも、細かな配慮をしながら決まった時間に完了しなければならないので、チームワークがとても重要。例えば、配膳はアレルギーを持つお客さまのお食事と普通のお食事を取り違えないようにみんなで注意し合います。清掃もチェックインまでにすべて終わらせるため、急ぎつつ丁寧に。全体を見てアルバイトさんを配置し、進みが悪いところはフォローできる体制を整えます。
また、ホテルは日々お客さまをお迎えするため、常に準備が必要です。先を想定して物品を発注したり、次の担当者が困らないような先回りを心がけています。働く人にも心の準備が必要なんですよね。忙しくなりそうなときは、事前に一言「一緒に頑張ろう」と声をかけるようにしています。

― 正社員として働き始めて、自分自身変わったと感じることはありますか?

客室清掃の仕事を受け持つようになってから、働く人の思いを丁寧に聴いた上で、「どうしたら上手く現場が動くか」を考えられるようになった気がします。時間に追われると、ベテランの方でも焦ってイライラしたり、仲間に不満を募らせることもあります。人間関係は、仕事の完成度に大きく関わってくるので、よりよく保つことが私の役目。まずはそれぞれの話に耳を傾け、職場で改善できることは積極的に変えていきます。
清掃作業の稼働表をつくるときも「このペアなら、大変な現場も回せるかな」「この人なら一人でも大丈夫かな」と、その方の技能や相性をじっくり考えています。マネジメント能力というと大げさかもしれませんが、多くの人とひとつのゴールに向かうにはどうしたらいいか、を考えられるようになりました

― 将来について、どんな風に思い描かれていますか?

支配人という立場はまだ想像できませんが、職場全体をまとめられるリーダー的な存在に成長していたいです。その時も、今以上に一人ひとりの表情を見て、自然な形でスタッフの意見を訊いていける人でありたいですね。
この仕事はシンプルに楽しいです。私は、高校生の頃から当館でアルバイトをしていますが、お客さまからの「ありがとう」はいつもうれしいですし、お客さまに楽しんでいただきたいという思いは今も変わりません。繁忙期は、一日中バタバタと動き回っていますが、みんなで協力し合って乗り切れた時の充実感は代えがたいものがあります。これからも明るくて楽しい職場をつくっていきたいです。

INTERVIEW 旅館運営を通して、地域活性を目指す

INTERVIEW

鶴木 優悟
YUGO TSURUKI

運営部
木曽駒高原森のホテル 副支配人

宿泊・観光業での様々なおもてなしの経験を後輩にも伝えていくstory

― 女将塾に入社するまでの経緯を教えてください。

僕は出身が温泉地の近くで、小学校のころから家族で旅館に泊まる機会が多く、将来自分も宿泊業や観光業を盛り上げていきたいと思うようになりました。大学は観光学部で勉強し、新卒で入った伊豆の旅館ではおもてなしの基礎を叩き込まれました。マネジメントも経験させていただいて、大変学びがあったのですが、その旅館は家業でやっていたので、キャリアアップには限界を感じていました。宿泊・観光に関わっていくにあたり違った視点を得るためにも、一度旅館を辞めて地域おこし協力隊に入り、行政からの視点を学ぶことを決心しました。その後は飲食店の店長など経験も経て、「やはり旅館に戻りたい」ということで女将塾に入社しました。

story

― 女将塾に入社を決めた理由はなんですか?

一貫して宿泊・観光を盛り上げていきたいという軸はぶれていないのですが、地域おこし協力隊を経験し様々な地方を見た中でも、温泉旅館がある地方は、資源はあっても人材や集客力が乏しいケースが多いことに気づきました。一つの旅館が継続的に経営されていくことにより、雇用の受け皿としてももちろんそうですが、食材仕入れをはじめとした地域経済の活性化にもなり、すごく様々な良い意味で波及していくところを目の当たりにしました。逆に1個旅館が潰れると、かなり大ダメージなんですよね。そういった社会問題の解決に少しでも貢献出来たら、という想いもあり、女将塾のメイン事業はまさに旅館の再生と運営ですので、僕の軸が共鳴するところだと確信しました。
女将塾に入社してからは実際に再生中の旅館・ホテルの運営にかかわっているので、やりがいを感じます。

― スタッフと協力して盛り上げていきたい日本のおもてなし文化

木曽駒高原森のホテルで副支配人をやっていて、最初は全部ひとりで抱え込んでしまって正直悩みばかりでした。上司にも相談して、徐々に昔から働いているスタッフにも任せられるようになっている最中です。やっぱりそれぞれのスタッフに得意不得意があるので、得意な人に対してちょっとこれお願いできませんかみたいな感じで任せています。あと、僕のモチベーションになっているのは、宿泊業を志す新しいスタッフが入ってくることですかね。
宿泊業は大変な仕事というイメージを持っている人もいるんですけれども、僕は宿泊業で働く方々がもっと自信と誇りを持ってもよいと思うんです。新入社員の育成や採用面接など、少しづつではありますが、旅館で学んだおもてなしの文化だったり、僕自身のこれまでの経歴だったりを伝えています。まずは、自分が取り仕切っているホテルのスタッフと協力しつつ、お客様とスタッフの両方の満足度を高くするのが僕の使命です。

INTERVIEW 「スタッフがモチベーション高く働くため、
全力で支える」

INTERVIEW

小笹 千春
CHIHARU KOZASA

運営部
旅館ぬしや 支配人

異業種からの挑戦。各スタッフの良さを生かしチームでサービスの質向上へstory

― 旅館のサービス全般を行う「マルチタスク」についての考えを教えてください。

旅館を回すにあたっては融通を利かせやすいのがメリットです。
例えばスタッフの誰かが急に病気になったり、お客様に緊急対応したりする場合でも旅館を回すことができます。私は、スタッフを育成するときにもマルチタスクができるスタッフに育てるのを心がけています。 旅館業は難しいイメージがありますが、マルチタスクで様々な仕事をするので、意外と他の職業での経験が生かせる場面が多いです。未経験でも、事務職の経験は予約管理に活かせますし、接客経験はお食事出しなどのサービスに活かせます。
苦手なことがあったとしても挑戦してみてほしいです。スタッフ一人ひとりに得意不得意があるのは当たり前なので、そこはチームで支えあっています。未経験でも十分入り込めます。
そして女将塾では志があればステップアップできます。

story

― スタッフとコミュニケーションをとるうえで、大切にしていることは何ですか?

スタッフを話し合いの機会を頻繁に設け、細かいことでも解決するようにしています。支配人をして3年が経ちましたが、スタッフにモチベーション高く働いてほしいという思いは変わらないです。
仕事内容や時間帯などの要望はできるだけ解消するように普段から意識しています。私も子供を三人育てましたが、仕事が忙しくほとんどほったらかし状態でした…
帰宅してご飯を用意したらまた仕事に行ったり、上の子に下の子の面倒見てもらっていたりしていて、子供たちにはかわいそうなことをしたなと今でも思っています。だから自分ができなかった分、旅館のスタッフにはキャリアも子育ても充実させてほしいです。

― 支配人の仕事で一番大変なことは何でしょうか?

お客様にくつろいでいただけるように、精いっぱいのおもてなしをすることです。時には責任者として頭を下げて謝ります。
お客様に精いっぱいのサービスをしていても、お客様からクレームが来たり、ミスが出たりすることはあります。それでもチェックアウトの時には笑顔で帰っていただけるように対応しています。ぬしやは全9室の小さな旅館である分、お客様一人ひとりに対するサービスの質が重要です。 スタッフにはいつも「気づきを持ってお客様に対応しよう」と言っています。お客様に関する情報を集めて、スタッフ同士で共有し、チェックアウトまで楽しんでいただけるように全員で尽力します。いざとなったら私がなんとかするので、スタッフには臆せずどんどんチャレンジしていってほしいという気持ちです。

INTERVIEW 「志高いプロフェッショナルを育てることが、
これからの仕事」

酒井 明子
AKIKO SAKAI

人事企画部長兼エリア事業部長
2013年中途入社

INTERVIEW

事業部長としての仕事を楽しみながら、後進にもその環境を整えていく使命があるstory

story

― 現在のお仕事内容と、女将塾の強みについて教えてください。

今は、岐阜県のお宿Onn中津川に常駐しながら、東北エリアや新規の直営施設を統括しています。各施設の支配人と連携して温泉旅館運営の中核を担い、事業部の人事・採用も担当。本社メンバーと一緒に新規案件を視察し、再生に向けた戦略立案と実行も業務となります。
女将塾が手掛ける事業再生の強みは、立ち上げ後のオペレーションまで一貫してサポートできること。「お客さまを呼び込むこと」がゴールではなく、「お客さまが増えても満足いただけるサービスの提供」が目標です。特に赤字が続いていた旅館は、満室に不慣れでサービスに不備が出たり、スタッフ同士ぎくしゃくすることも。豊富な現場経験を持つ支配人クラスが常駐することで、トラブルを未然に防ぎ、スタッフのモチベーションも保つことができると考えています。

― 女将塾で仕事をすると、どんな力が身につきますか?

考える力は鍛えられますね。わたしたちの事業再生には画一的なプランがなく、旅館の規模やエリアなど様々な条件を理解した上でコンセプトを考えます。正解もないので、常に考え続ける感じです。大変ですが、自分の想いを実現できる場があるのも女将塾の特徴。上司も、「まず、あなたはどうしたいの?」と意志を尊重してくれますし、挑戦を肯定してくれる社風ですね。
旅館のスタッフにも、小さな企画を通して考える機会を作っています。たとえば「ハロウィンにプチサービスをしよう」というテーマと予算だけ提示して、自分たちで考えてもらう。それを繰り返すうちに、自ら提案してくれるスタッフも増えてきます。自立したスタッフをどれだけ育てられるかが、責任者の腕の見せ所かもしれません。

― 今後、女将塾のビジネスをどのように拡大したいとお考えですか?

新型コロナウイルスの流行で、旅館業界も大きく揺らぎました。今後、女将塾の事業再生案件は増えるはずです。そんな中でも現場を理解し、旅館の風土に寄りそう「女将塾流」の再生を続けるには、プロフェッショナルなスタッフが必要です。オペレーション・集客・人事のスペシャリスト、そして志高く働いてくれる現場スタッフを育てていきたいです。
そのためにも、これまで力を入れてきた「女性が働きやすい環境づくり」にはさらに注力したいですね。自立して働く意志のある女性であれば、結婚や子育てといったライフイベントを考慮した上で活躍できる環境を整えています。実際に支配人は9名中7名が女性。仕事もプライベートも楽しむ社員を増やすのが、わたしたちの仕事です。

募集要項・エントリー

新卒、既卒、就業経験の有無に関わらず、温泉旅館業に携わりたい熱意ある方を募集しています。

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